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広島から世界へ。
「つくる人」と「伝える人」をつなぐ、
新しい文化のかたち。

YAMORI(家守)は、日本の職人文化と伝統技術を未来へつなぐ架け橋です。
広島から始まったこのプロジェクトは、“心のものづくり”を世界へ届けることに挑戦しています。
日本の職人技には、自然との調和、繊細な感性、そして機能美が息づいています。
その背景には、素材と向き合い、技を磨き続ける職人たちの誇りと情熱があります。
しかし今、日本のものづくりは「人手不足」と「後継者問題」という大きな課題に直面しています。
YAMORIは、展示・デジタル発信・国際交流を通じて、技術の継承と新たな価値創造に挑戦しています。
私たちは、ものづくりを単なる技術ではなく、文化と心をつなぐ営みだと考えています。
YAMORIを通じて、日本の職人精神を世界と共有し、伝統と革新が共に育つ未来を目指します。
YAMORIは、広島の地から生まれました。
この土地には、再生と創造の歴史があります。
一度失われたものをもう一度築き上げる力、そして新しい価値を生み出す挑戦の心。
ものづくりを通して、広島から世界へと
“平和”と“希望”を届けたい——。
そんな想いが、このプロジェクトの原点です。
2023年、G7広島サミットを契機に、
広島から世界に向けた文化発信の機運が高まりました。
YAMORIはその流れを受け、
日本の職人技を“国際的な対話”の一部として伝える取り組みを進めています。
技や美を通して人々の心をつなぐ。
それが、YAMORIが目指す「文化外交」のかたちです。


世界に誇る箔の技で、余白にきらめく、日本の美。
広島を拠点に、日本の箔文化を現代に活かす企業「歴清社」。
100年以上受け継がれてきたその技術は、世界の一流ホテルや美術館でも採用されるほどの品質を誇ります。
YAMORIは、歴清社の素材と技を取り入れ、伝統とデザインが共鳴する“空間プロデュース”をご提案します。
光の反射、箔の質感、静けさの中にある華やかさ——
職人の手仕事と建築・デザインの融合が、新しい「日本の美」を生み出します。
この空間は、文化の記憶と未来への志を宿す場。
そして、職人の手仕事は、時を超えてなお、美しさを語り続けます。
空間づくりは、“構想”から“体験”へ。
職人と建築家の技と感性が交わり、
一つひとつの工程を丁寧に紡ぎます。
伝統と未来をつなぐ専門家たち──
茅葺職人
1975年、広島市に生まれる。広島工業大学環境学部を卒業後、筑波大学大学院芸術研究科を修了。
宮城県石巻市の茅葺専門会社・有限会社熊谷産業に入社し、10年間の研鑽を積む。
独立後、株式会社Earth Buildingを設立。文化財や一般住宅、現代建築の茅葺施工を全国で手掛けている。
伝統の技を未来へとつなぎ、自然と共生する建築のあり方を探求している。
大工職人
独立以来20年以上にわたり、古民家再生を中心に伝統的な日本家屋の修復・施工に携わる。
解体と再生を通じて、先人たちの知恵と技術を学び、現代の暮らしに活かす。
家族の健康をきっかけに、本物の自然素材にこだわった家づくりを追求している。
職人の手仕事による「粋」な家を、次の世代へと受け継いでいく。
左官職人
広島市安佐北区で創業54年を誇る「竹内左官技工」を継ぐ二代目左官職人。
広島県より「左官マイスター」に認定され、伝統的左官技術の継承と発展に尽力している。
文化財や古民家の修復、現代住宅や商業施設の左官アートなど幅広く手掛ける。
自然素材の質感と呼吸を大切にし、伝統技術に新たな命を吹き込むことを信条としている。
表具師
広島市中区で創業73年の「富岡泰雅堂」を継ぐ三代目表具師。
掛け軸・額・屏風・襖絵など、日本の伝統的な表具や修復を手掛ける。
文化財建造物の補修から現代住宅まで幅広く対応し、
和の空間文化を次世代へ受け継ぐべく、日々研鑽を重ねている。
伝統の美意識を守りつつ、現代の暮らしに調和する表具を探求している。
庭師
広島市西区己斐にて、江戸時代から400年以上続く伝統庭園「庭能花園」を継承。
伝統と革新を融合させ、「食べる盆栽」=Dora Bonsaï、「飲む盆栽」=BONSAI RAGERなど、
新たな発想で日本の自然美を表現している。
“見る庭”から“五感で感じる庭”へ。日本の庭文化の新しいかたちを提案している。
庭師(風庭)
1977年、広島県生まれ。大学卒業後、眼鏡店勤務を経て、
ひとりの庭師との出会いをきっかけに造園の道へ進む。
福岡での修行を経て、2006年に「風庭」として独立。
自然と人の心をつなぐ庭づくりを理念とし、
風を感じる空間づくりを通じて、心に残る景を創出している。
鍛金職人
1992年、東京都生まれ。広島市立大学芸術学部金属造形専攻を卒業後、
新潟の玉川堂株式会社に入社し、銅を槌で成形する伝統技法「槌起(ついき)」を学ぶ。
2022年に独立し、広島県廿日市市に工房を設立。
伝統の技を礎に、現代生活に寄り添う金属作品を制作している。
素材の声を聴き、時を経ても輝きを失わない造形を追求している。
鍛金職人
1991年、埼玉県生まれ(広島在住)。玉川堂にて槌起銅器の技を学び、2022年に独立。
夫の矢武純氏とともに廿日市市に工房を構え、
伝統の手仕事に女性的感性と現代的デザインを融合させた作品を制作している。
金属の冷たさの中に宿る温もりを見つめ、
日常に美しい余韻をもたらす表現を探求している。
鉄工職人
1995年に鍛冶屋へ弟子入りし、2008年に自身のアトリエを設立。
以降、美術館展示や公共施設、企業空間など多数の作品を制作。
フランスのURGADOR社とのコラボをはじめ、
国内外で精力的に活動している。
鉄という素材に生命を吹き込み、形を超えた表現を追い求めている。
漆芸家
1981年、広島市生まれ。老舗仏壇店の次男として漆に親しみ育つ。
京都で呂色師に師事し、神社仏閣の修復や仏具製作に従事。
2018年より作家活動を開始し、伝統技術を活かした器やオブジェを制作。
G7広島サミットの贈呈品にも作品が選ばれるなど高い評価を得る。
漆が持つ深みと静けさを通して、日本の美を現代に伝えている。
漆芸家
1992年、広島に生まれる。広島市立大学で漆造形を専攻後、
福島県喜多方市にて丸物塗師・秋葉良栄氏に師事。
漆を何百回も塗り重ねて層を成す「堆漆(ついしつ)」技法を用い、
繊細で奥行きのある作品を制作している。
幾重にも重ねた漆の層に、時間と想いを刻む表現を続けている。
箔押師/アーティスト
広島を拠点に、日本とフランスで活動する写真家・アーティスト。
光と静寂のあわいに宿る美を追い求め、
写真に金箔や銀箔を融合させた独自の表現を確立。
扇子「SENSU」や掛け軸「KAKEJIKU」など、伝統技術と現代アートを結ぶ作品を制作。
伝統美と現代感性が響き合う、新たな美の世界を創り出している。
これらの取り組みを通して、
“日本の技”が“世界の未来”へとつながる道をつくっていきます。