Motoi Mitsuzuka

三ツ塚 基

左官職人
広島県出身

広島市安佐北区で創業54年を誇る「竹内左官技工」を継ぐ二代目左官職人。
広島県より「左官マイスター」に認定され、伝統的左官技術の継承と発展に尽力している。
文化財や古民家の修復、現代住宅や商業施設の左官アートなど幅広く手掛ける。
自然素材の質感と呼吸を大切にし、伝統技術に新たな命を吹き込むことを信条としている。

「人や文化が繋がる瞬間をつくりたい」

左官とは、塗る仕事ではなく「命を込める行為」である。
土を触り、乾く色を想像し、素材の声を聴きながら形をつくる。
その過程には、自然の力、人の呼吸、時間の流れ、すべてが共に存在している。
思い通りにならない美しさこそが、左官の本質である。
伝統とは過去を閉じ込めることではなく、未来へ繋ぐための息づかい。
土という共通の素材を通して、人や文化が繋がる瞬間を生み出していきたい。